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介護にはねぎらいの言葉が大切です!ポイントを3つ紹介します。

認知症の人を介護している家族など、介護をしている人に対してどのような声掛けをしたらいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。

介護において、介護をしている家族に対してねぎらいの言葉をかけることはとても大切なことです。

そのため、実際に家族への声掛けのポイントを今回の記事では紹介していきます!

 

介護におけるねぎらいの言葉

介護においてねぎらいの言葉は、大切です。

警視庁による「原因・動機が介護、看護疲れにあるとされる自殺者数と殺人事件の検挙数」の2009〜2013年までのデータによると、自殺者は毎年300件、検挙された殺人事件は50件余りとされています。

このように在宅介護において、自分ひとりで苦労していると思い詰めることで、事件へと繋がってしまっているのです。

そのため、介護者の心身の健康はその家の生活を支える要といえるのではないでしょうか。

「介護される人、介護する人のどちらも救えない時は介護者を救う」という考え方もありますが、「介護する人を先に救えば両方救える」ということも十分可能であるため、しっかりとねぎらいの言葉を伝えることが大事になってきます。

次に、声掛けのポイントを紹介していきます。

 

介護において頑張ろうと思ってもらえる声掛けのポイント

介護において介護者自身が頑張ろう!と思ってもらえるような声掛けのポイントは以下の3つがあります。

・家族の頑張りを認め、ねぎらいの言葉を

・一緒に頑張りましょう!という言葉を

・利用者の思い・家族の歴史を聞く

がんばれ!という声かけは、相手のことを思ってのはげましのことばですが、受け止める側の精神・身体状況によって、その意味が異なってきます。

そのため、これから紹介する3つのポイントを抑えてねぎらいの言葉をかけてあげるようにしましょう。

 

①家族の頑張りを認め、ねぎらいの言葉を

ポイントの1つ目として、家族の頑張りを認め、ねぎらいの言葉をかけてあげるようにしましょう。

介護者の努力を肯定的に認め、声掛けをしてみてくだい。

もし、介護職から見ても、適切ではない方法であっても、一方的に指示を出したり、意見をしたりして否定するのは避けることをおすすめします。

 

②一緒に頑張りましょう!という言葉を

ポイントの2つ目として、介護者に寄り添う声掛けをするようにしましょう。

頑張ってという言葉だと、一方的に励ますだけで他人事のように聞こえてしまいます。

一緒に乗り越えていこうというような声掛けをすることをおすすめします!

 

③利用者の思い・家族の歴史を聞く

利用者一人ひとり、介護者一人ひとり、個性が異なるように、家族介護者ももちろん個性や生き方があります。

そして、家族の長い歴史もあります。

しっかりと介護者との会話に耳を傾けることや、家族との関係性・歴史を知ることが大事になってきます。

家族の個性や生き方を尊重した関わり方に配慮をするようにしましょう。

 

さいごに

介護において、利用者の支えになることはもちろんですが、その家族にとっても安心できて、なんでも話すことができる存在になることが大切です。

そのためには、家族の気持ちにも配慮しながら、良好な関係を構築していくように努めるようにしましょう。

今回紹介したポイントを元にねぎらいの言葉をかけてあげるようにしましょう。