在宅で介護をするために必要なことは?事前に準備するべき5つのこと!
両親の介護が必要になった時に、施設を利用するか在宅介護をするか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、在宅介護を始める前に必要なポイントを5つ紹介していきます。
これから介護をする方も、そうでない方もぜひ参考にしてみてください。
まずは、介護が始まる前に親と話しておくべきことを紹介していきます。
介護は突然やってくるため、親が元気なうちに介護について親の現在の考えや状況について話し合っておくようにしましょう。
特に資金管理について話しておく必要があります。
ご本人が認知症になってしまうと、資産管理ができなくなることも考えられるので事前に把握しておきましょう。
親の資産はいくらあるのか、介護費用にいくら使えて、どれくらい自分達家族が負担をしなくてはいけないのかの見通しを立てておくことが事前にできます。
介護が始まる前に親と話しておくようにしましょう。
在宅で介護をする前に押さえたいポイントは主に5つあります。
・介護の協力者を作っておく
・自宅環境を整える
・資金を事前に準備しておく
・介護保険の利用申請をする
・普段から両親と老後について話す
どれも大切なことになってくるので事前に把握しておくようにしましょう。
それでは1つ1つ紹介していきます。
在宅介護が始まる前に、介護の協力者を作っておくようにしましょう。
在宅介護において協力者の有無はとても大切になってきます。
介護を1人で行うことは、精神的にも身体的にもかなりの体力が必要になります。そのため、家族で事前に協力して時間や役割を分担するなどといったことを決めておくようにしましょう。
また、在宅介護をサポートしてくれる主治医・訪問看護師・ケアマネージャー・ホームヘルパーに協力を依頼することもおすすめです。
事前に協力者を作っておくことで、介護をする方の精神的疲労を和らげることに繋がります!
在宅介護を行う前に、自宅をバリアフリーのリフォームにすることをおすすめします。
具体的には、「手すり・スロープをつける」「玄関の段差をなくす」などがあります。
生活空間を整えることによって、他の家族の顔を見ることができ、たくさんのコミュニケーションを取ることに繋がるので、事前に自宅環境を整えておくようにしましょう。
在宅介護も、施設の介護も、どちらも多くの資金が必要になってきます。
そのため、両親が元気なうちから、少しずつ資金準備をしておくようにしましょう。
金銭的な余裕を持つことが、介護をこれから始める側にとっては「心の余裕」にも繋がります。
介護保険を利用することで、在宅介護におけるご自身の出費を抑えることができます。
介護保険を利用する場合、まずは市区町村に介護認定の申請を行います。
当日用意するものは以下の物です。
・介護保険被保険者証
・健康保険被保険者証(特定疾病をお持ちの40〜60歳以上の方)
・診察券(主治医が分かるモノ) など
認定結果には1ヶ月ほどかかるので、早めの準備をしておくようにしましょう。
在宅介護は、する側もされる側も「ストレス・肉体的疲労」が蓄積されていきます。
そのせいで親子でも関係が悪くなり、最終的に介護施設を利用するという方も少なくありません。
そのため、ご両親とは事前に「どんな老後を送りたいか」について話し合うことをオススメします。
在宅介護が始まる前に準備をしっかりしておくことで心の余裕に繋がります。
介護はする側もされる側も、ストレスや肉体的疲労が蓄積されていくものでもあります。
そのため、今回紹介した準備をしっかりと行い、介護できる体制を整えておくようにしましょう!