介護の食事はどのように作る?ポイントを紹介!
介護食を作ろうと思ってもどう作ったらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、介護食の種類と種類別の特徴を紹介していきます。
ぜひ、介護食を作ろうと考えている方は参考にしてみてください。
介護食の種類は主に4つあります。
・刻み食
・ソフト食
・ミキサー食
・ゼリー食
介護食の特徴としては、加齢によって噛む力や飲み込む力が弱くなるため、2つの力を使わないでも食べれる食事が使われます。
噛む力が弱くなったら、やわらかさを調整しましょう。
そして、飲み込む力が弱くなったら、飲み込めやすくまとめるようにします。
それでは1つ1つ紹介していきます。
刻み食は、通常の食事を細かく刻んだものを指します。
食べる方の状態にあわせて5ミリから2センチくらいのものまで様々なものがあります。
この食事は、噛む力が弱くなってきた方におすすめです。
ミキサーやフードプロセッサーを使って料理するようにしましょう。
スムーズに飲み込めるようにとろみなどをつけて調整することもお勧めです。
ソフト食は、やわらかく煮込んだり、食材をミキサーにかけて固めたものを指します。
舌や歯茎でもつぶせるくらい柔らかく仕上げた食事で、味や見た目は通常の料理とは変わりません。
この食事は、噛む力・飲み込む力が共に弱くなってきた方におすすめです。
他の料理よりも手間がかかりますが、見た目が通常とほとんど変わらないことから、食べる楽しみを実感しやすいというメリットがあります。
ミキサー食は、ソフト食でも食べることができないくらいに噛む力が弱く、飲み込みも苦手な方向けの食事になっています。
一度調理したすべての料理や食材に出汁などの水分を加え、ミキサーにかけてポタージュ状にした調理法です。
見た目が劣り食欲を刺激せず、おいしさを感じにくいので食欲を失うことがあります。
そのため、ミキサーをかける前の食事をみてもらう、一品ずつ分けて盛りつけるなどの工夫が必要になってきます。
ゼリー食は、食事をミキサーにかけペースト状にします。
その後、さらに飲みこみやすくゼラチン・寒天・でんぷんなどを加えてゼリー状やとろみづけした食事です。
飲み込む力、噛む力がほとんどない方向けです。
食事だけでは十分な栄養をとれないことがあるため、飲み込みやすいゼリータイプの栄養補助食品を活用するのもおすすめです。
介護食を作る上で、大切なことは見た目と美味しさをより意識することです。
通常食と比べると介護食はどうしても見た目が劣るために食欲がわかなかったり、味つけが好みでなく、おいしくないと思うことがあるかもしれません。
このように見た目や味つけは、食欲に大きく影響する大切なポイントとなります。
そのため、しっかりと意識するようにしましょう。
介護食の種類は以下のものがありました。
・刻み食
・ソフト食
・ミキサー食
・ゼリー食
大変そうに感じる介護食も基本を抑えることで美味しく安全に食べることができるようになります。
今回紹介した方法を使って調理してみてはいかがでしょうか。