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介護用品の賢い選び方のポイントとは?保険利用のレンタルについても解説!

在宅介護をしていると、住居環境や介護が必要な方の身体の状態に合わせた介護用品が大変役に立ちます。

車いすや介護用ベッドなど大型の物から食事をサポートする小さな物まで、介護用品の種類は実にさまざまです。

今回は、そんな介護用品の選び方のポイントを解説します。

介護用品選びのポイント

介護用品を選ぶときは、以下のポイントに気を付けましょう。

 

利用者の身体状況に合わせたものにする

介護用品は利用する方の身体の状態に合ったもので、本当に必要なものを選ぶようにしましょう。

介護用品を選ぶ基準は、自立度や自由度が増すか、使うことで安全性が高まるかという視点がとても重要です。

たとえば靴ひとつにしても、転倒のリスクを抑え足腰の負担を軽くするものや、左右の高さやサイズを調整できるものがあります。

「なんとなく便利そうだから」と入手するのではなく、利用者の身体にフィットし、より生活がしやすくなる介護用品を選ぶようにしましょう。

 

介護する人の負担を減らせるものにする

介護用品は利用者だけのアイテムではなく、介護する側の負担を軽減するものでもあります。

無理をせず介護用品を活用することで、介護する側の負担を減らすことができるでしょう。

しかしながら、ポータブルトイレなどのように介護する側が楽になっても、利用者が人前で用を足すことで尊厳を保つのが難しくなる場合もあります。

介護する側の利便性だけでなく、介護される側がいかに自分らしく生活できるかをまず念頭に置くことが大切です。

介護用品はレンタルしたほうが得?

介護保険では介護用品のレンタルがあり、安く入手して使用できます。

しかし、車椅子のように長期間利用する介護用品は、購入したほうが安くなるのでは?と考える方も少なくないかもしれません。

答えはNOです。レンタル可能な介護用品は、長期利用するものであっても購入するより安く済むと考えて良いでしょう。

例えば標準型の自走車椅子の場合、一般購入額に介護保険のレンタル料金が追いつくのは21年以上かかります。

メンテナンスや買い替えなども考慮すると、レンタルした方が質や費用面で助かり効率が良いでしょう。

介護用品を活用して自立度や自由度を増やそう

介護用品は利用者の自由度や自立度を高めるためのアイテムで、介護する側にとってもなくてはならない存在です。

ただし、便利だからといった理由だけで取り入れるのではなく、利用者の気持ちや安全面などを考慮し本当に必要な物だけに絞りましょう。

また、介護保険でレンタルできる用品は積極的に利用する方が、費用面やメンテナンス的にも得策といえます。

長期利用をするものであっても購入するより、レンタルの方がおすすめですよ。

介護用品は物理的な便利さだけでなく、利用者や介護する側のメンタルにも重要な役割を果たします。

上手に介護用品を取り入れて、快適で気持ちの良い在宅介護ができると良いですね。