介護用のトイレを探している方必見。介護用のトイレ、ポータブルトイレの紹介!
介護用のトイレを考えたときにどのようなものを選べばいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたい介護用のトイレがポータブルトイレです。
今回の記事ではポータブルトイレの説明・選ぶポイント、メリットをそれぞれ紹介していきます。
ポータブルトイレとは、持ち運び可能な簡易型トイレのことを指します。
歩行が不安定な人やトイレの回数が多い人などトイレの移動が難しい場合に寝室などのベットの近くに設置することができます。
ポータブルトイレは、特定福祉用購入費の対象になるため、介護保険を利用することが可能です。
ポータブルトイレを検討する対象の方は以下の通りです。
・尿意などの、排泄のタイミングが判断できる方
・短い距離ならば自力で動ける方
・トイレに座って姿勢を保てる方
・自分で下着を脱げる方
さらに機能は以下のようなものがあります。
・ひじ掛け
・シャワー洗浄機能
・ソフト便座
・暖房機能
さまざまな用途に合わせた種類が用意されているのがポータブルトイレの最大の魅力です。
次に、実際にポータブルトイレを選ぶポイントを紹介していきます。
ポータブルトイレを選ぶポイントは主に3つあります。
・設置場所を決める
・安定感を考える
・背もたれの有無
どれも大切なことなので詳しく説明していきます。
ポータブルトイレを買う前に、設置場所を決めておくようにしましょう。
ベッドからポータブルトイレへの移乗のしやすさ、介助のしやすさを踏まえて部屋のどこに置くのが便利なのかを考えて選ぶことが大切です。
設置場所が決まれば必要となる機能も想定できますし、スペースに収まるサイズのポータブルトイレを選ぶことができます。
ポータブルトイレを選ぶポイントとして、安定感を考えるようにしましょう。
軽量のポータブルトイレは持ち運びしやすいかわりに安定性が低くなります。
足腰が弱い方、座ったままの姿勢をキープするのが難しい方が使用する場合は転倒のリスクがあるため安定感を考慮し重量のあるタイプを選びましょう。
排泄に時間がかかる場合は、背もたれのあるポータブルトイレを選ぶようにしましょう。
背もたれが有ることで、肉体的な負担を軽減することができます。
無理な姿勢を長時間保つ必要がないので落ち着いて排泄できます。
ポータブルトイレのメリットは以下のものがあります。
・自力で排泄できる
・介助スペースを確保できる
・トイレ介助の負担軽減
一つ一つ説明していきます。
ポータブルトイレのメリットの一つ目は、自力で排泄できる点です。
部屋からトイレまでの間に距離や段差があって歩行が難しくトイレまで行けない場合にポータブルトイレを設置すると自力で排泄することができます。
日中はトイレまで行けても夜間に移動するのは暗くて不安という方には、夜用として寝室にポータブルトイレを設置しておくと安心です。
ポータブルトイレのメリットの二つ目は、介助スペースを確保できる点です。
介助スペースが十分に確保できる寝室にポータブルトイレを設置すれば、サポートがしやすくなります。
ポータブルトイレのメリットの三つ目は、トイレ介助の負担軽減です。
夜間にトイレへ行く回数が多い場合は、視界が悪く転倒のリスクも高まります。
介護する家族も十分な睡眠が取れず負担が大きくなります。
ポータブルトイレを活用すれば、トイレまで誘導する必要がないなどトイレ介助の負担を軽減することができます。
トイレ用介護用品を探している方は、ポータブルトイレをおすすめします。
種類もたくさんあるため、介護する方や介護される方が使いやすいものを選ぶようにしましょう。
ポータブルトイレは、福祉用具の販売を行う店舗またはインターネットなどで購入できます。
介護保険が適用されることもあるので購入してみてはいかがでしょうか。